Mar 18, 2025

ミドル世代の転職、そして新たな挑戦

はじめまして。この度、ご縁があり当社に入社しましたK.Tです。ミドル世代で新しい職場に飛び込み、日々刺激を受けながら仕事に取り組んでいます。転職を考えている同世代の皆さんに、少しでも参考になればと思い、私の経験をシェアさせていただきます。

ミドル世代での転職

私の転職は、やむを得ない事情もあり、決して望んでいたものではありませんでした。年齢の壁を感じることも多く、「果たして本当に転職できるのか?」という不安もありました。

当然、職種にこだわらず間口を広く考えていたのですが、そんな中、東京都が提供している「インターンシップ型正社員就職支援プログラム」という制度を知り、思い切って利用することにしました。このプログラムでは、一定期間企業で実際に働きながら、自分に合った職場かどうかを見極めることができます。ミドル世代での転職活動は厳しいと言われますが、このような支援を活用すれば、企業との相性を確認しながら安心して転職活動ができると感じました。

予想外の展開がもたらした新たな道

現在、私は秋葉原にあるオフィスで勤務しています。しかし、実は最初に応募したのは、今とは異なる職種でした。当初はデータ入力などの業務に携わる求人に応募したのですが、勤務地が自宅のある千葉市だったこともあり、通いやすさに魅力を感じていました。

ところが、面接で担当者と話をするうちに、これまでの経験を活かせる職種のポジションを提案していただいたのです。自分では考えてもいなかった選択肢でしたが、「これまでのキャリアが役に立つなら」と素直に嬉しく思いました。

ミドル世代の転職活動では、「自分がやりたい仕事」に固執してしまうと、なかなか仕事が決まらず苦戦することが容易に想像できます。そのため、当初から職種に対するこだわりは持たないようにしていました。しかし、このような思いがけない展開に驚きつつも、「自分の経験を評価してもらえる場所があるんだ」と実感し、前向きな気持ちになれたことを覚えています。

職場環境と年齢を超えた関係性

実際に働き始めると、若い社員が多い職場環境に少し戸惑いを感じました。「自分がこのチームでうまくやっていけるのか?」という不安もありました。

しかし、当社では年齢や役職に関係なく、社長であっても社員同士が敬語でコミュニケーションを取る文化があります。これは社内のルールではなく、お互いを尊重する姿勢の表れです。そのため、経験や年齢に関係なく意見を言いやすく、仕事の質を高める効果が生まれていると感じます。

この環境に馴染むことで、「若い世代とどう接すればいいのか」という戸惑いも自然と解消されていきました。結局のところ、年齢ではなく、お互いを尊重し合う姿勢が大切なのだと実感しています。

これまでの経験が活きる場面

入社して3ヶ月が経ちましたが、すでにいくつかの場面で前職の経験が役に立つ機会がありました。これまで当たり前のようにやっていたことが、ここでは新しい視点として活かせることもあり、自分のキャリアが無駄ではなかったと改めて思います。

ただ、新しい環境に適応するだけでなく、今後はさらに新しいことに挑戦し、自分の幅を広げていきたいと考えています。50代での転職は決して簡単ではありませんが、柔軟な姿勢で挑めば新しい可能性が開けるはずです。

社内イベントにも参加!楽しんでいます

ミドル世代で転職を考えている皆さん。不安もあると思いますが、ぜひ一歩を踏み出してみてください。思いがけない出会いや、新たな自分の可能性に気づくきっかけになるかもしれません!