〈社員活動〉第2回「技術交換会」
先日、今回で第2回目となる「技術交換会」を開催しました。
「技術交換会」とは、業務を通じて身に着けた技術(プログラミングやインフラ構築など)を社内でナレッジ化・共有化することを目的とした勉強会です。
通常の勉強会と異なる点は、実技をメインとしたワークアウト形式を採っている点です。
説明や解説を交えながら参加者に簡単なツールを作ってもらうことで、座学のみの場合よりも記憶に残りやすく、ちょっとした達成感を味わってもらうことを狙いとしています。
今回は「Teratermマクロの作り方」をテーマとしました。
業務でTeratermを使って複数台の仮想サーバを管理する場合、1台ずつ手入力でコマンド操作をすると手間も時間もかかってしまいます。
そんな時にTeratermのマクロ機能を使って繰り返し行う作業を自動化することができれば、作業の効率化に繋がります。
今回はその「Teratermマクロ」を扱うための手引きとして、Linux(CentOS)サーバへのログインと環境変数を自動で書き換えるツールを参加者に作ってもらいました。
※Linuxサーバは自社の検証機に環境を構築しています。
参加者はマクロの作成が初めての人と経験者でちょうど半々ぐらいの割合でした。
初心者が途中で詰まることが無いよう、簡単な言葉で説明することを心がけ、分からないところがあれば一緒に画面を確認しながら勉強会を進めていきます。
作成したツールの動作確認も行い、参加者全員が無事ツールを完成させることができました!
今回の勉強会は「Teratermで動作するマクロを作る」という的を絞った内容で、講師自身『需要あるかな?』という不安はありましたが、勉強会後のアンケート結果を見ると、実際はマクロの作り方や仕組みに興味・関心を持つ人が初心者、経験者問わず沢山いることが分かりました。
この結果は、今後技術交換会で扱うテーマを決める際の参考にします。
また、技術交換会で扱ったテーマは社内でいつでも閲覧、利用できるように順次教材化していきます。
現在いる社員に技術を共有するだけではなく、今後入社してくる新人の研修にも利用してもらい、サングループ社員の「できること」をどんどん増やしていくことを目指しています。